月組トップコンビのサヨナラ公演『エドワード8世/Misty Station』を観てきました。
芝居の方はネタとしてはちょっとタイムリーな「王冠を賭けた恋」(副題でもある…)と言われた、英国エドワード8世とウォリス・シンプソン夫人(ウィンザー公爵夫妻)の物語。昨年エドワード8世の弟にあたるジョージ6世の映画『英国王のスピーチ』が話題になりましたし、またもや賛否両論らしいマドンナの新作映画もシンプソン夫人たちの話とか。
私の中でウィンザー公爵夫妻といえば、二人で手をつないでジャンプしている写真が一番印象的。いろんな束縛から飛び出した二人を象徴するような写真だと思います。そんな個性的な二人の話は、きりまりコンビにぴったりだろうな〜と思っていました。特にまりもちゃん。男前と言われ続けた娘役にふさわしい最後の役かと。(ま、作品としての完成度はいまいちでしたが。)ウェディングドレスもかなり本物に忠実でした。
ショーもサヨナラっぽいシーンがあって、ああ、本当に退団公演なんだわ…と思ったり。また一つの時代が終わろうとしてます。
それより、星組のショッキングな発表のダメージの方が大き過ぎ…。