先日、友人の個展Kissani『Syyskukkia(秋の花)』に行きました。すっかり恒例になった表参道のギャラリーでの秋冬物の展示です。
今年は落ち着いたトーンの温かみのあるストール達がお出迎え。太めの糸を使用したボリュームストールの数も多くて、より秋冬らしさを感じました。それに今回は小物も充実!小さいながらも丁寧に織られた複雑な色合いが楽しめるピンズやボタン達。一つ一つ表情の違う中から私もお気に入りのワンセットを見つけました。
ギャラリーにいる間は、本人とおしゃべりしたり、ストールをいろいろ試してみたり、ちょっと浮き足立ってしまうのですが…家に帰って改めて思い返してみると、当たり前なんだけどあのたくさんのストールが全て彼女の手作りで、一点ずつ感性と時間を注ぎ込まれて生まれてきたもの達だということに感動します。何気なく見てしまうけど、すごいことだもの。素材から、日々目にするいろんなものからインスピレーションを受けて、毎日コツコツ作業して…。でもそのことを重く感じるとかじゃなくて、彼女の丁寧さとか、織りや色が好きだという思いが、心地よく伝わってくる、そんな感じ。私も毎回見させてもらっているせいか、回数を重ねてよりそんなことを感じた個展でした。
来週までやってます。皆様もぜひ。今の季節にぴったりですよ。
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