なかなかブログを更新しないのに、書くと宝塚ネタばかりですみません…やっぱり観劇記録は残したくなるのよね〜エへ。
予定外でエリザガラコンが今年の観劇おさめとなりましたが、本当は月組の『春の雪』が見納めのつもりでした。これももともとは予定外。でもあのロミオとポスター写真を見てしまったら、行かないではいられなかったよ〜!
高校以来くらいで三島由紀夫の『春の雪』を読み返し観劇に臨みました。台詞が原作のまま使われていたり、たいていの場面がちゃんとあったりするんだけど、この違和感はなんだろう…と思いながらの観劇。なぜ?やっぱりあの、めくるめくような感情の動きが舞台だと表現しにくいのかな。なにせ久しぶりに読んだら、もううっとうしくなるくらい装飾的な文章!なのにその奥から時々グサリと突き刺さってくる鋭くキツい真実…。ま、そういう濃厚な鋭さみたいなものは宝塚では必要ないか。冷静に考えれば、宝塚としては正しい演出だったのかも…。
そんなこんなはさておき、みりおは完璧な美しさで、もうそれだけで充分満足!ものすごいクールビューティーなのに、時々見せる魂をむき出しにしたような表情にドキッとする。そして自分自身を優雅の化身のように思ってて、自分はこうあるべき見えるべきと外界に向かって壁を作っているようでありながら、そんなものも全部ひっくるめて実はものすごく無防備な感じとかが、清顕っぽかったかな〜
あと、雪や桜の演出はさすがに美しかったです。
12月はおとなしく過ごそう…1月には星組が東上してしまうもの!
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