月組ロミオとジュリエット

大変なチケット難になっている月組公演『ロミオとジュリエット』。昨日W観劇してきました。11時公演がまさおロミオで15時半がみりおロミオ。
なんか作品にエネルギーを奪い取られた気分…。結果的にはみりおロミオ版の方が好きでした。多分配役に無理がないんだと思う。持ち味に合っていて。まさおロミオ版だと、それぞれの思いの方向や温度がてんでバラバラのようでなんだか観ていて落ち着かない…ただ、まさお様はとても情熱的だけど陰のエネルギーが強いので、『僕は怖い』は迫力があってとても好きでした。ティボルトはもちろんよかったですけどね。やっぱりキレ役お得意！
でもって、みりおロミオは超絶美形で（あれじゃ誰でも一目で恋に落ちる）とっても素直なんだけど、ちょっぴり内向的で夢見る夢男くんな感じ。演技も本当に素直な感じが、ちゃぴちゃんのナチュラルなジュリエットとバランスが良かったと思う。それにしても本当に美しかった…
ちゃぴちゃんは妹が大絶賛だったのですが、確かにすごかった！特に２幕は畳み掛けるように…娘役としては固まってないけど、本当に彼女自身が心を大きくふるわせている様子に引き込まれました。なんというか、ちゃぴちゃんのジュリエットは軽やかなんだけどしっかりしていて、常にちょっと先を見ているというか、未来に生きているという印象でした。
じゅんこちゃんのロレンス神父はより懐深く大きな存在に。みやるりちゃんも頑張ってた！キャピュレット夫人の衣装は今回の方が好き（それ以外はやっぱり星組の方が好きだけど）。もう一回くらい観たくなっちゃった〜でもチケット取れないだろうな…。